海外FX業者のxmでは、ひとりのアカウントに付き最大8個まで口座開設をおこなうことが可能です。
ここでは複数口座を保有することの意味や、EAを同時に利用する場合のメリットと注意点についてご紹介していきます。
xmを利用する上では必須の知識とも言えますので、ぜひ初心者の方は参考にしていってください。
本記事の内容
xmで複数口座開設!EAを同時に利用する場合のメリット&注意点とは?
xmでは最大8個まで口座を持つことが出来るのですが、「なんで複数の口座を持つ必要があるの?」という方のために基本的なことから解説をしていきたいと思います。
複数口座を保有するのには、異なる口座タイプを用意することで取引に違いを生み出すといった意味合いがあります。
【xmの口座タイプ】
- スタンダード口座:1ロット=10万通貨、入金ボーナスもxmPも受け取れる、ただしスプレッドがやや広い
- マイクロ口座:1ロット=1000通貨、少額の資産運用に向いた口座タイプ、条件はスタンダードと同じ
- 極み口座:1ロット=10万通貨、スプレッドが狭い上に取引手数料無料(ボーナスなし)
- ゼロ口座:1ロット=10万通貨、取引手数料は掛かるがスプレッドが最小0.0pips(ボーナスなし)
xmにはこうした4つの口座タイプがあるため、複数口座を開設することでメリットとデメリットを上手く使い分けることが重要となります。
また、xmではEA(自動売買ツール)の使用が認められているので、手動で取引するための口座と自動で取引をおこなう口座を別々に用意する人も多いです。
こうしたことも複数の口座開設をする意味なのですが、次にメイン口座とは別の口座でEAを使うメリットや注意するべき点について解説していきたいと思います。
xmで複数口座開設!EAを利用するメリットと注意点をよく理解しておこう
それではxmで複数口座の開設をおこない、その上でEAを利用するメリットと注意点について見ていきましょう。
【EAを利用するメリット】
- 感情に左右されない取引スタイル
- 24時間稼働してくれる
- 裁量トレードとは違った結果が得られる
EAを利用する最大のメリットは精神的な負担が少なくなるという点です。
FXをしているとつい感情に任せた取引をしてしまうこともありますが、EAを利用した自動売買ではそういったことが起きません。
あくまで設定したプログラム通りに注文と決済を繰り返してくれるため、メンタル的には楽な取引スタイルと言えるでしょう。
また、24時間稼働してくれるところもEAの魅力であり、自分が寝ていて確認できない相場でもチャンスがあれば取引をおこなってくれます。
こうしたことから考えると、トータルして裁量トレードとは違った結果をもたらしてくれるというのがEAを利用するメリットです。
自分は取引結果だけを確認すればいいので、時間的にも余裕が生まれ別の投資などに目を向けることが出来ます。
ただし、xmでEAを利用する際にはいくつか注意点もありますので、そちらも事前に知っておいてください。
【EAを利用する際の注意点】
- 複数口座間での両建ては禁止行為のひとつ
- 資金移動をするとボーナスが消失するケースもある
xmでは複数の口座間における両建てを禁止しています。
たとえば裁量トレード用の口座Aでドル円の買い注文をおこなったとしましょう。
そしてEAを使った自動売買用の口座Bでもドル円の売買設定をおこなっていて、見ていない間に売り注文をおこなったとします。
こうなると、AとBという2つの口座間ではドル円の買い注文と売り注文が同時におこなわれている状態になるわけです。
これはxmにおける重大な違反行為のひとつであり、両建ての状態が長く続くとxmから注意のメールが届くこともあります。
この注意に従って両建て状態を解除すれば問題ありませんが、無視をしたり気付かなかったりすると利用に規制が掛かる場合やアカウントの凍結にまで至る可能性がありますので十分に注意しましょう。
またxmの場合、複数口座間での資金移動は自由におこなえますが、資金を移動させるとボーナスが消失するケースがあります。
【ボーナスが消失するケース】
「スタンダード口座」もしくは「マイクロ口座」から、「極み口座」「ゼロ口座」へ資金移動した場合
極み口座・ゼロ口座はボーナスが受け取れない分スプレッドが極狭になっているので、仮にこの2つをEA用の口座として使っていた場合に他の口座から資金移動をおこなうとボーナスが消失してしまいます。
そのため、EA用の口座として極み口座・ゼロ口座を選ぶなら入金は個別におこなうようにしましょう。
まとめ:xmで複数口座開設をしてEAを利用する場合は両建てと資金移動に注意しよう
xmで複数の口座開設をおこない、口座ごとにEAを設定するのにはメリットがあることが分かりました。
しかし、その代わりに注意するべき点があることも理解していただけたかと思います。
ぜひ、ご覧いただいたメリットと注意点を参考にしながら賢くxmの口座を活用してみてください。