XMでは通貨ペア以外にもたくさんの金融商品を取り揃えています。
ここでは、そんなXM取り扱い商品の中から「コモディティにおけるスプレッドや取引コスト計算方法」をご紹介していきます。
初心者トレーダーの方だとあまり馴染みのない商品かもしれませんが、コモディティ商品の取引が出来るようになると投資の幅もグッと広がりますので、ぜひ参考にしていってください。
本記事の内容
XMのコモディティ商品スプレッドと取引コスト計算方法【口座開設前にチェック】
最初にコモディティという言葉の意味を説明しておきますが、コモディティというのは鉱物などの資源や農産物・畜産物のことです。
XMで取り扱っている商品で言えば、小麦やココアといったものがコモディティに該当します。
コモディティ商品というのは世界の金融情勢やそのときの取れ高などによって価格が上下するもので、先物商品として取引をすることが可能です。
基本的には通貨FXと同じ形で「買い・売り」をおこなっていくものですので、特別難しいことはありません。
ただし、コモディティ商品の場合は通貨FXと違ったスプレッド・取引コスト計算方法を用いるので、先にその内容を知っておく必要があります。
XMのコモディティ商品スプレッドや取引コスト計算方法を解説
XMで取引が出来るコモディティ商品というのは以下の通りです。
最低スプレッドや1ロットに相当するコントラクトサイズをご確認ください。
商品名 | 最低スプレッド | ティックバリュー | コントラクトサイズ |
COCOA | 15 | 1USD | 1MetricTon |
COFFE | 0.008 | 1USD | 10000LBS |
CORN | 0.0275 | 0.04USD | 400Bushels |
COTTO | 0.0047 | 1USD | 10000LBS |
HGCOP | 0.0077 | 0.2USD | 2000LBS |
SBEAN | 0.0185 | 0.04USD | 400Bushels |
SUGAR | 0.0009 | 1USD | 10000LBS |
WHEAT | 0.025 | 0.04USD | 400Bushels |
※ティックバリュー:XM公式ホームページ記載(コモディティ商品条件ページ)の「値動きの最小値」参照
ご覧のようにXMでは8つのコモディティ商品を用意しています。
次にコモディティ商品の取引コスト計算方法ですが、こちらは通貨ペアと違う計算方法を用いることになりますのでしっかりと確認しておいてください。
<コモディティ商品の証拠金計算方法>
- スプレッド(ポイント)×ティックバリュー=1ロットにおける手数料(※単位はドル)
- 手数料(ドル)を日本円に換算
- 手数料×ドル円レート=実際の取引コスト(1ロットあたりのスプレッド日本円価格)
ご覧のようにコモディティ商品の場合はそれぞれ取引コストの計算式が異なります。
一例としてコーンの取引コストを計算してみましょう。
<XMでコーンの取引をおこなう場合のコスト>
- 275:スプレッド(ポイント) × 0.04ドル:ティックバリュー=11ドル
- 11ドル × 106円(ドル円レート)=1,166円
ご覧のように1ロットあたりに換算すると1,166円程度の取引コストが掛かることが分かります。
ちなみにXMでコモディティ商品を取引するなら円高のときが狙い目です。
上記の計算方法を見ればポイントが理解できるかと思いますが、スプレッドとティックバリューから求められるのはドルを基軸とした金額です。
そのため、円建ての口座を利用しているのであればなるべく円高のタイミングで取引をおこなった方がコストが安く済みます。
2020年5月初旬でのドル円レートでは106円とやや円高に傾いていますので、投資をするならチャンスという考え方も出来るわけですね。
XMでコモディティ商品の取引をおこなう際の証拠金について
コモディティ商品というのは証拠金の計算方法も通常の通貨ペア取引とは異なります。
<コモディティ商品の証拠金計算方法>
ロット数 × コントラクトサイズ × オープン価格 × 証拠金率
ご覧のようにコモディティ商品では証拠金の計算にレバレッジを使いません。
その代わりに証拠金率というものを用います。
なお、こちらもXM公式ホームページ記載(コモディティ商品条件ページ)から確認をすることができますので、あらかじめチェックしておいてください。
こちらもコーンを参考に証拠金を計算してみます。
<コーンの証拠金計算>
- 1:ロット数 × 400:コントラクトサイズ × 3.1625:オープン価格 × 0.02:証拠金率=25.3ドル
- 25.3ドル × 106円 =2,681円
このように、だいたい2,700円弱の証拠金があれば1ロット分のコーンが取引できるというわけです。
まとめ:XMでのコモディティ商品スプレッド・取引コスト・証拠金計算方法について【口座開設前にチェック】
XMで取り扱いのあるコモディティ商品のスプレッドや取引コスト、証拠金計算方法をご紹介してきました。
コモディティ商品の取引に慣れてくると投資の幅もかなり広がりますので、ぜひ試してみてください。
ちなみにXMは国内FX業者よりも少ない証拠金で取引が出来るので非常にお得です。