海外FX業者のXMは、なんといっても最大888倍のハイレバレッジというのが魅力的なポイントです。
レバレッジは高ければ高いほど証拠金が少なくて済みますので、少額の投資からでも大きな利益を生み出すことができます。
ただし、そんなXMでは条件によってレバレッジ規制という措置が取られることがあります。
レバレッジ規制を受けるとせっかく少ない証拠金でポジションが持てていたものが持てなくなってしまいますので、どうにかして規制を切り抜けたいところです。
そこで、ここではXMのレバレッジ規制条件とその対処法をご紹介していきます。
ぜひ口座開設前という方も事前に確認をしておいてください。
本記事の内容
XMで口座開設をするならレバレッジ規制の条件と対処法を覚えておこう
XMでは口座開設をする際にレバレッジの倍率を選択することが出来るのですが、よほどの理由がない限り「888倍」を選ぶことが普通です。
レバレッジというのは高ければそれだけ少ない手持ちで資産運用ができます。
しかし、そのレバレッジに規制が入るとどうなるのか?と言いますと、まず保有しているポジションの証拠金維持率が著しく下がり、ロスカットのリスクが大きくなります。
下手をすれば一発強制ロスカットで口座内のお金がすべてなくなってしまう危険性もありますので、レバレッジ規制というのはなんとかして避けたいものなのです。
ただ安心してもらいたいのは、「いきなりレバレッジ規制をくらうことはない」ということです。
たいていは通告があったのちにレバレッジ規制がおこなわれます。
そのため、ポジションを決済をして整理したりする猶予はちゃんとあるので心配はいりません。
XMでレバレッジ規制がおこなわれる条件と対処法
それではXMでレバレッジ規制がおこなわれる条件を説明していきます。
基本的には普通の取引をおこなっている分にはレバレッジ規制というのは掛かりませんが、特殊なケースにおいてはすべての人に規制が掛かることもありますのでよく覚えておいてください。
<XMでレバレッジ規制が掛かるとき>
- 有効証拠金が一定以上の金額になったとき(200万円以上・1000万円以上)
- 対象のマイナー銘柄を取引するとき
- 大きな経済発表があるとき
これらがレバレッジ規制の対象となる条件です。
それぞれの詳細と対処法を詳しく見ていきましょう。
有効証拠金が一定以上の金額になったとき(200万円以上・1000万円以上)
XMでは証拠金が以下の金額を上回る場合においてレバレッジ規制を実施しています。
これはあらかじめ決められていることなので、避けることは出来ません。
- 証拠金が200万円まで:888倍
- 証拠金が200万円以上1000万円未満:200倍
- 証拠金が1000万円以上:100倍
保有している証拠金が増えると、レバレッジをかけて取引できる金額も当然大きくなります。
たとえば1000万円の証拠金があった場合、888倍のレバレッジを掛けると単純に88億円以上の取引が出来ますよね。
そうなるとブローカー側としては多大なるリスクを背負うことになるので、こうしたレバレッジ規制をおこなっているというわけです。
なお、この場合の対処法としてはこまめに出金をして規制が掛からない証拠金残高をキープするしかありません。
自分が保有するポジションを見ながら上手くバランスを取るようにしましょう。
対象のマイナー銘柄を取引するとき
流動性が高いと判断されるマイナーな通貨ペアの中には、最初からレバレッジ規制がおこなわれているものがあります。
それが以下の通貨ペアです。
通貨ペア | 最大レバレッジ |
EURDKK(ユーロ/デンマーククローネ) | 50倍 |
EURHKD(ユーロ/香港ドル) | |
GBPDKK(ポンド/デンマーククローネ) | |
USDDKK(米ドル/デンマーククローネ) | |
USDHKD(米ドル/香港ドル) | |
USDCNH(米ドル/中国人民元) | |
EURRUB(ユーロ/ロシアルーブル) | |
USDRUB(米ドル/ロシアルーブル) | |
USDTRY(米ドル/トルコリラ) | 100倍 |
EURTRY(ユーロ/トルコリラ) | |
CHFJPY(スイスフラン/円) | 400倍 |
CHFSGD(スイスフラン/シンガポールドル) |
こちらに関しては対処法がありませんので、マイナーな通貨ペアを選ぶ際には自分の有効証拠金の額をよく見ておくようにしましょう。
大きな経済発表があるとき
アメリカの大統領選など世界の経済に関わる大きな発表があるときには、すべてのユーザーに対してレバレッジ規制がおこなわれます。
この場合は事前にXMからメールが届きますので、日ごろからしっかりとメールはチェックしておいてください。
ちなみにこのパターンだと強制的にレバレッジが引き下げられますので、対処法はありません。
もし保有しているポジションが、レバレッジ規制後にロスカット価格に近くなりすぎそうなときは分割決済などをおこないましょう。
なお、経済発表後にはレバレッジ規制が自動的に解除されるので安心してください。
まとめ:【口座開設者向け】XMでレバレッジ規制が掛かる際には事前の対処が必要!
レバレッジ規制には自分で避けられるものと避けられないものがありますが、事前に対処をすることはどれも可能です。
XMで口座開設をするのであればこうした知識は必要不可欠ですので、ぜひ今のうちから覚えておくようにしましょう。