これからXMの口座開設をおこない海外FXにチャレンジをしようとしている方のために、ここではXMとスキャルピングの相性について詳しく解説していきます。
そもそもネット上には「XMはスキャルピングに向かない」といった噂が流れていますがその原因は何なのか?というのが知りたい点だと思います。
というわけで、この記事ではスキャルピングをする上で重要となる要素を見ていきながら、XMが本当にスキャルピングに不利な業者なのかを説明していきますのでぜひ最後までご覧になっていってください。
本記事の内容
XMはスキャルピングに向かない?口座開設するなら知っておきたい本当のこと
一般的にXMはスキャルピングに向かない海外FXサイトだと言われていますが、これは確かに事実である部分もあります。
というのも、そもそもスキャルピングというのは狭いスプレッドを設定しているFXサイトでこそ活きる取引手法だからです。
スキャルピングは短時間で注文と決済を完了させるというところに特徴があります。
そして少ない利益でもコツコツと貯めていけば大きな利益に繋がる、といったイメージで活用するトレーダーが多いです。
こうした特徴があるスキャルピングですが、XMの場合は平均的なスプレッドがやや広めですのでスキャルピングをするのに不向きと言われています。
たとえばこちらXMと他社のスタンダード口座同士の平均スプレッド比較表をご覧ください。
<スタンダード口座同士のスプレッド比較>
通貨ペア | XM | TitanFX | AXIORY |
USD/JPY | 1.6pips | 1.3pips | 1.3pips |
EUR/JPY | 2.6pips | 1.74pips | 1.5pips |
GBP/JPY | 3.5pips | 2.45pips | 1.9pips |
EUR/USD | 1.6pips | 1.3pips | 1.2pips |
GBP/USD | 2.3pips | 1.7pips | 1.5pips |
主要海外FXサイトと比べてもやはりXMの平均スプレッドというのは広めであることが分かります。
また、上表はスタンダード口座の平均スプレッドですが、低スプレッド口座同士の比較をしたものが以下の表となります。
<低スプレッド口座同士のスプレッド比較>
通貨ペア | XM (手数料10ドル) |
TitanFX (手数料7ドル) |
AXIORY (手数料6ドル) |
USDJPY | 0.1pips (1.1pips) |
0.33pips (1.33pips) |
0.2pips (0.8pips) |
EURJPY | 0.8pips (1.8pips) |
0.74pips (1.44pips) |
0.7pips (1.3pips) |
GBPJPY | 1.5pips (2.5pips) |
1.45pips (2.15pips) |
1.5pips (2.1pips) |
EURUSD | 0.1pips (1.1pips) |
0.2pips (0.9pips) |
0.1pips (0.7pips) |
もともと設定されているスプレッド自体はXMも負けてはいないのですが、XMは往復の取引手数料が10ドル相当となっていますので、トータルすると取引コストが他社を上回ってしまいます。
こうしたことを理由に「XM=スキャルピングに向かない」と判断するトレーダーが多くいるというわけです。
XMがスキャルピングに向かないと言われるもうひとつの理由
実はXMにはスキャルピングに向かないと言われる理由がもうひとつあります。
それがストップレベルの幅の広さです。
一般的にこのストップレベルの幅が広いとスキャルピングには適さないと言われるのですが、ストップレベルの幅というのは指値注文などをする際に「最低限乖離していないといけない値幅」のことです。
たとえば現在ドル円が108.90円だったとして、ストップレベルが2pips以上だった場合は「109.10以上、108.70以下」の値を入力しないと注文が通らないわけです。
このストップレベルの幅が広いと細かい値動きで利益を重ねるスキャルピングには不利とされ、また自動売買ツールの設定をするときには判断に困るシーンが出てきます。
ちなみに先ほどスプレッドを比較したタイタンFXとAXIORYのドル円ストップレベルは0.0なので、業界でもトップクラスの狭さです。
それに対してXMのドル円ストップレベルは4.0なので、そこにはかなりの差があることが分かります。
XMはスキャルピングには向かないがXMPで差額を補填することが可能
ここまでの説明だとXMがただスキャルピングに向かない、ということになってしまいます。
そこで「実はXMというのはスプレッドが広くスキャルピングには不利だが、XMPという独自のポイントで差額を補填出来る」ということを知っていってもらおうと思います。
XMPというのはXM独自のポイントプログラムで、1ロットあたり10XMP~20XMPまで受け取ることが可能です。
これは自動的に受け取れるようになっていますので、登録や申請は不要です。
そして、このXMPですが「XMP÷3=○○ドル」という換算でクレジット額にキャッシュバックすることができます。
仮に1ロットあたり最小の10XMPを貰ったとすると「換算額は10÷3=3.33ドル」となりますが、こうなると先ほどご覧いただいたスプレッドやストップレベルの広さというのが多少緩和されるわけです。
むしろ必ずキャッシュバックされる分、取引を失敗したときの保険にもなって便利なサービスと言えるでしょう。
まとめ:XMはスキャルピングに向いていないわけではない!【初心者への口座開設自体はおすすめ】
XMは単純に考えるとスキャルピングに不向きな海外FXサイトですが、独自のXMPというポイントプログラムでその不利を解消できるようになっています。
ちなみにXMPを最大限に貰えるようになるとキャッシュバック額は1ロットあたり7ドル弱ですので、スタンダード口座同士でのスプレッド比較を見返してみると、実はもっともスプレッド値が低い業者になるわけです。
こうしたことを踏まえると、XMでスキャルピングをすることがそこまで不利ではないことが分かっていただけるでしょう。
ぜひ、初心者の方こそXMPのようなサービスを提供するXMの口座開設をおこなってみてください。
最初のうちは取引に失敗することもあるかと思いますが、その失敗額を多少なりとも補填してくれるのがXMの大きな魅力となっています。