XMには他のFX業者と比べてスプレッドが広いという噂がありますが、実はそんなことはありません。
その証拠としてこの記事では、多くの日本人トレーダーが利用する海外FX主要各社と比べてXMのスプレッドはそれほど広くないということを、表をもとにしながら説明していきます。
また、XMにはスプレッドが異なるスタンダード口座(マイクロ口座も)とゼロ口座という2種類のタイプがありますが、それぞれに対応する口座タイプで比較したデータもまとめました。
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本記事の内容
XMのスプレッドを他社と比較すると「広くない」ということが分かる【口座開設】

XMというのは、パッと見たときに「ややスプレッドが広い」と思われがちな海外FX業者ですが、実はトータルコストで考えると平均もしくはそれ以下の業者です。
これはXMPというXM独自のロイヤリティプログラムが関係してくるのですが、簡単に言えば「取引ごとにお金をキャッシュバックしてくれるシステム」があるため、実質的なスプレッドは狭くなるという考え方が出来るわけですね。
その点を踏まえた上で、まずはXMのスタンダード口座と他社のSTP口座における平均スプレッドを比較してきたいと思います。
(※STP口座というのはXMのスタンダード口座と同じで、スプレッドが広い代わりに取引手数料がないという口座タイプのことです)
XMスタンダード口座と他社STP口座のスプレッド比較
<XMと他社の主要クロス円通貨ペア・スプレッド比較表>
XM | HotForex | Axiory | Taitan | LAND-FX | |
USD/JPY | 1.6pips | 1.6pips | 1.5pips | 1.33pips | 0.8pips |
EUR/JPY | 2.1pips | 1.6pips | 1.5pips | 1.74pips | 1.3pips |
GBP/JPY | 3.2pips | 3.0pips | 2.2pips | 2.4pips | 1.7pips |
AUD/JPY | 3.3pips | 2.2pips | 1.9pips | 2.12pips | 1.8pips |
CAD/JPY | 3.4pips | 2.3pips | 2.0pips | 2.1pips | 2.3pips |
まずこちらがXMのスタンダード口座とほか海外FX業者各社STP口座のスプレッド比較表です。
ご覧のようにXMのスプレッドは他社よりも広い設定がされています。
しかし、XMのスタンダード口座では取引ごとにアカウントへ付与される「XMP」というものがあります。
XMPというのは1ロットあたり10ポイント~20ポイント(継続して取引をおこなっている期間に準ずる)が付与されるのですが、クレジットボーナスへと交換することが可能です。
このときクレジットボーナスへの交換比率は「XMP÷3=貰える金額(単位:ドル)」となります。
つまり、もっとも低いランクのトレーダーでも「10XMP÷3=3.33…ドル」が貰える計算ですので、上記の表から実質スプレッド値が「0.3pips」下がるというわけですね。
そうなるとドル円のスプレッドは以下のようになります。
XM | HotForex | Axiory | Taitan | LAND-FX | |
USD/JPY | 1.3pips | 1.6pips | 1.5pips | 1.33pips | 0.8pips |
ご覧のように実質のスプレッドが平均かそれ以下になりました。
貰えるXMPが増えればこの数値よりもさらにスプレッドが小さくなりますので、「XM=スプレッドが広い」というのは間違いであることが分かるわけです。
XMゼロ口座と他社ECN口座のスプレッド比較
次にスプレッドが最初から狭いゼロ口座と他社ECN口座のスプレッドも比較してみましょう。
XM | HotForex | Axiory | Taitan | LAND-FX | |
USD/JPY | 0.1pips (往復10ドル) |
0.8pips (往復6ドル) |
0.5pips (往復6ドル) |
0.33pips (往復7ドル) |
0.1pips (往復7ドル) |
EUR/JPY | 0.4pips (往復10ドル) |
1.4pips (往復6ドル) |
0.5pips (往復6ドル) |
0.74pips (往復7ドル) |
0.2pips (往復7ドル) |
GBP/JPY | 1.2pips (往復10ドル) |
2.0pips (往復6ドル) |
0.9pips (往復6ドル) |
1.45pips (往復7ドル) |
1.3pips (往復7ドル) |
AUD/JPY | 1.2pips (往復10ドル) |
1.8pips (往復6ドル) |
0.6pips (往復6ドル) |
1.12pips (往復7ドル) |
0.2pips (往復7ドル) |
CAD/JPY | 1.4pips (往復10ドル) |
1.7pips (往復6ドル) |
0.5pips (往復6ドル) |
2.1pips (往復7ドル) |
0.7pips (往復7ドル) |
こちらもトータルコストで考えると平均的であることが分かります。
むしろスプレッドだけを見れば他社よりも狭いので、取引回数が少なければそれだけ利益が出しやすいとも言えます。
2つの口座タイプでスプレッドを比較してきましたが、ご覧いただいたようにXMのスプレッドというのは決して広いわけではありません。
まとめ:XMのスプレッドは他社と比較しても広くない!安心して口座開設ができる!

XMを利用するときにデメリットと考えられている「スプレッドの広さ」ですが、実はそんなに広いわけではないということが分かってもらえたかと思います。
スタンダード口座であればXMPを活用することで実質スプレッドは狭くなり、ゼロ口座では取引回数を抑えることでトータルコストを抑えることが可能です。
ぜひ、こうした事実を参考にしていただき、XMの口座開設をおこなってみてください。
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