海外FX業者「XM」では、口座開設後に一定期間が経過すると口座が休眠・凍結されるようになっています。
この記事では、その期間や休眠・凍結する条件について詳しくまとめました。
XMに興味がありつつも「口座凍結の条件が厳しいようなら別のFX業者を使おうかなぁ…」と思っている方は、ぜひ参考にしていってください。
本記事の内容
【XM口座開設サポート】口座を放置していると凍結される?その条件は?
XMは海外FX業者の中でも特に日本人トレーダーからの認知度が高い業者です。
実際に利用している方も多いので信頼性という部分では確実に安心できます。
しかし、ネット上でXMを調べてみると「XM 口座 凍結」「XM 凍結 期間」といったキーワードが出てきて心配になる方もいることでしょう。
先に結論から言いますと、XMで口座が凍結される原因は「放置」もしくは「禁止行為」をおこなった場合のみです。
XM側が不当に口座を凍結することは絶対にありませんのでこの点は心配する必要がありません。
ということで、XMではどういった形で口座凍結がおこなわれるのかを具体的に見ていきましょう。
XMで口座が凍結されるのは放置が原因?
「一定期間、口座を稼働させていない」というのがXMで口座凍結される原因のひとつです。
【どれくらい口座を放置すると口座凍結となるのか?】
- 最後に取引や入出金をおこなってから90日が経過すると休眠口座扱いになる
- 休眠口座になると毎月5ドル相当の口座維持費が残高から差し引かれる
- 残高がゼロになってから90日間が経過すると口座凍結となる
XMでは口座凍結までの間に一度「休眠口座扱い」というものが挟まれます。
休眠口座になるとクレジットボーナス・XMPがすべて消失しますので、特に未使用のXMPが貯まっている方は注意が必要です。
そして、休眠口座にいくらかのお金が残っている場合は、そこから毎月5ドルが口座維持費として差し引かれます。
(通常利用している場合は口座維持費が掛かりません)
休眠口座から差し引かれるお金がなくなると口座凍結への準備が始まり、何もせず90日間放置していると完全に口座が使えなくなるといった形です。
ちなみにこちらはXMの「よくある質問ページ」を抜粋したものですが、ここにも明確に口座凍結の条件が書かれていますので事前にチェックしておきましょう。
なお、取引や入出金をせず放置していた口座が凍結された場合はログインすら出来なくなります。
こうなると新しく口座開設をし直すことになりますので、放置するにしても90日の間にログインだけはしておいてください。
もちろんまた口座開設をおこなうときには身分証のアップロードなどが必要となります。
XMで放置以外に口座が凍結される原因は?
放置以外の理由で口座が凍結される原因としては「禁止されている取引や行為をおこなった」というものが挙げられます。
なお、XMで口座凍結となるような悪質な禁止行為は以下の通りです。
【XMで口座凍結される禁止行為】
- XMや別のFX業者の口座を用いて両建てをおこなう
- 経済指標が発表されるタイミング、また窓開けのタイミングのみを利用したギャンブルトレード
- アービトラージ取引や接続の遅延を利用した取引
XMでは同一口座内での両建ては認めていますが、複数口座間での両建てを禁止しています。
たとえばXMで2つの口座を作り、そのA口座とB口座で両建てになるような注文を出すのはNGということです。
また、XMと別の海外FX業者の間で両建てとなるような取引も禁止されていますので、このあたりは十分に注意してください。
ちなみにFXトレードをしていると故意ではなくたまたま両建てになることも考えられますが、XMの場合は「保有しているポジションが両建て状態になっているので、どちらか片方もしくは両方を決済してください」といったメールが届きます。
このメールに従い両建て状態を解消すればお咎めはありません。
ただ、メールを無視して両建てポジションをキープしていると取引が無効となり、口座凍結といった措置を取られることになります。
そのほか値動きが活発化しやすい「経済指標が発表されるタイミング」「窓開けしたタイミング」だけを狙ってハイレバレッジなギャンブルトレードを繰り返していると口座凍結される可能性が高いので気を付けてください。
まとめ:XM口座開設後に一定期間放置していると凍結されるので注意
XMで口座凍結がされる条件や放置する期間について詳しくご紹介してきました。
ご覧いただいたようにXMで口座開設後、何もせず90日間「放置」していると口座が自動的に休眠・凍結といった扱いになります。
休眠口座は入出金や取引をおこなうことで復活させられますが、口座凍結になると新しく口座開設手続きをしなければなりません。
また、口座にお金が残っている状態で放置すると、残ったお金は口座維持費として徴収されるので注意しましょう。
ただし、90日の間に一度でもログインしていれば口座凍結されることはありませんので、条件としてはかなり緩いものと考えてもらって大丈夫です。